現代広告用語の基礎知識

CPM、CPC、CPA、eCPM、CTR。。。ネット広告の用語ってよくわからんー！会話の中で聞いててもわからなくなったりすることもしばしば。

まずは種類をまとめよう。

カテゴリ	手法	意味
バナー広告	インプレッション保証型	画像の表示回数に対して課金する方法
	クリック保証型	実際にユーザがクリックした回数に応じて課金する方法
	成果保証型	広告主のWebサイトで実際に成約に至った件数に対して課金する方法
リスティング広告		検索エンジンの検索結果ページに有料でテキスト広告を表示するサービス。

そして広告効果を計るための指標はなんだかいろんなものがあります。

略語	用語	意味	式
PV	Page View	ウェブページの表示回数	-
imp	impression	表示回数。Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告の露出(掲載)回数のこと。	imp = PV * ページあたりの広告掲載数
click	ママ	クリック数。広告が露出された回数のうち、クリックされた数	-
CTR	Click Through Ratio	クリック率。広告がクリックされた回数を、広告が表示された回数で割ったもの。	CTR = click/imp
CPC	Cost Per Click	クリック単価。広告が１クリックされるのにかかるお金。	CPC = 広告掲載費用/click
CPA	Cost Per Action	商品購入や会員登録などの、利益につながる成果（アクション）を1件獲得するのにかかるコスト。	CPA = 広告掲載費用/アクション数
CPM	Cost Per Mill	1,000impあたりの広告コスト。	CPM = (広告掲載費用/imp) * 1,000
eCPM	effective Cost Per Mill	広告1000回表示またはアクセス1000ページビューあたりの収益額。広告掲載サイト側での収益率の測定に用いられる。	eCPM = (収益 / imp) * 1,000

リターゲティングとはなんぞー！

リターゲティングってよく聞きますよね。Re-Targetingでしょうから、再度ターゲティングする、んですよね？

リターゲティング広告とは、検索サイトやバナー広告から特定のサイト（広告主サイト）に訪れたことのあるユーザーに対して、再度、広告を表示させる手法です。MicroAdのRETARGETINGやメディアイノベーションのDejavuリターゲティング広告がこれにあたります。

うーん。
マイクロアドのサイトにわかりやすい図がありました。

なるほど。

推測ですが、下記のような感じではなかろうか。

広告主のサイト（ホゲ旅行社）にcookieを食べさせるようにしておく
- このcookieはホゲ旅行社ドメインのものではなく、アドネットワーク屋さんのドメインでなくてはならない。
- なので、jsとか、空画像返すCGIとかを読み込む。
アドネットワークの提携サイトは、広告表示プログラムを読み込んでる
- 広告表示プログラムはアドネットワーク提供のものなので、アドネットワーク屋さんのcookieを当然見れる。なので、中身を見て広告の出し分けを行えるようになってる

ユーザAさん、ホゲ旅行社のサイトに行き着く
- = アドネットワーク屋のcookieを食べる
ユーザAさん、決めかねて他のサイトをうろちょろ。そのときにアドネットワーク屋さんと提携したサイト（素敵な旅行.com）に行き着く。
- = 素敵な旅行.com内の広告表示プログラム（アドネットワーク屋ドメイン）が、cookieを見て広告を出し分け
素敵な旅行.com、華麗にホゲ旅行社の広告を表示
ユーザAさん、ホゲ旅行社が気になってしまう＞＜

ホゲ旅行社のサイトに行き着く人が多くないとあまり意味ない、んでしょうか？？
ホゲ旅行社でなくとも、他の旅行社の広告を出しても効果ある？？
- アドネットワーク屋の中で広告をカテゴライズしておいて、旅行っぽいサイト（ex. 素敵な旅行.com）に行ったら、ホゲ旅行社やフーバー旅行社の広告を出すとかはできそうですね（当たり前にやってるものなのかな？？）。